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zoom RSS 止めろと言われても… ラフロイグ10年

<<   作成日時 : 2012/11/09 20:58   >>

なるほど(納得、参考になった、ヘー) ブログ気持玉 2 / トラックバック 0 / コメント 2

インターネットを始める前からスコッチ・ウィスキーについて薄っぺらい知識を持っていたが、ちょっとしたきっかけでバーなんぞでアイラモルトを飲む様になり、その独特の風味にヤラれてほぼ麻薬化してると言って良いほどのファンになった。
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出張が増え他所で飲む機会が多くなって来始めたとき、その土地の初めて行くバーでは必ず「アイラモルトは何がありますか?」と尋ねて、内心ヨダレを垂らしつつ高そうなボトルを横目にして、相場と財布の中身との折り合いがつくものを注文して飲んでいた。

この尋ね方で経験の浅いバーテンダーはラフロイグかボウモアを勧めてくるのだが、経験豊富なベテランは「お前に判るの?」という風は露とも見せず、アードベックとかラガヴーリンとか勧めてくれたりする。
大概そんな店では気持ちよくほっといてくれるのが常で、ひたと隠している人見知りな顔を露呈せずに済むからいい酒が飲めたような…。
ちなみにこれとは反対に気持ち悪くほっとかれる店の方もある訳です。

気むずかしそうなオッサンがヘロヘロのフツーのオッサンになって帰る頃には、口の中がヨード香でいっぱいになってて水を飲もうがタバコを吸おうが全部同じ味になってましたな。 (例しにカップ麺を食べてみたけど同じ…)
その香味が故に家で飲む事が憚られ(奥様に…)酒屋で見かけても購入するには到らなかったのだが…。

ついに買ってしまった。
酒屋が渾身の知恵を絞って並べたディスプレイと、薄い財布を握りしめた打たれ弱いヘタレの勝負の結果など知れたことではあるが…。
制御装置の壊れた中毒患者にはどんな代償を与えても結局は無理なのである。

封を切りゆるゆると栓を開けると何やら霧状のものがネックの中に見える。
もしかしてアイラ島の霧か? ってそんな訳はない。
試しに臭いをかいでみると例の強烈なヨード香…。
飲んでみると甘い飲み口と広がる香りは独特で、非常に旨味が濃く重厚だ。
少しずつ水を加えて味と香りを確かめる、と書くとまるで判ってる風だが、実はそこまで良く判るほどの鋭敏な舌でもない。
が、巷間言われる「煙を飲んでいる」様な若干の舌先のしびれを伴う後味は、俺は今アイラモルトを飲んでるぜっていう感じがしてとても心地よい。

やはりこれこれ…と飲み進めてる内に、横で奥様が「すごい香りがするね」と言い出すではないか。もしかして判るのか?と感心しかけたらやっぱり「消毒液みたい」と…。
隣で娘が「ノドが痛いときに塗る奴」って…。

これは大人の味なのだよ、飲んでみるかね?と訊いたら、「ノドヌールの味する?」と…。
あんなものを舌で味わったことなど無いから基準が判らんわい。

で、奥様は「消毒液臭くて身体に悪そうだから、飲むの止めた方が良いんじゃないの?」とトドメを刺してくれました…。

やはりこれは女・子供には理解しがたいものであるらしい。

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コメント(2件)

内 容 ニックネーム/日時
こんにちは!
ラフロイグ10年、いいものをお飲みじゃないですか!
アイラ・モルトは本物を飲んだことがないので、
飲んでみるとびっくり、ということになるかもしれません。
なのでハーフサイズとか、入門用から入ってみようと思います。
只野乙山
2012/11/18 12:55
乙山先生 コメントありがとうございます。
こんな過疎ブログまでお越し頂き恐縮です。

これをボトルで買うまでに色々な葛藤がありまして…
先生のブログに他の方が書いておられたのと同様に、竹鶴氏の生涯に甚く感動しのもウィスキー放浪の旅に出るきっかけだったのです。
これはモノが高価だったこともあり、随分と店に通いました…。

私の好みの物差しとして飲んでますので、書いてあることをあまり信用なさらないで下さい。

ちなみに今度はピュアモルトを買おうと画策しております。
Nori
2012/11/18 13:30

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