この辺りの者でござる…

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zoom RSS 粋か無粋か

<<   作成日時 : 2013/09/02 07:00   >>

なるほど(納得、参考になった、ヘー) ブログ気持玉 1 / トラックバック 0 / コメント 6

我が家のお犬様居住エリアの隅に植え込みを作った。
奥様が小さい花壇を作っているが、お犬様達は地中に埋蔵されているお宝を掘り出そうとして虎視眈々とそのエリアを狙っている。
ちなみにその周囲は掘り尽くされてボコボコになっている。

花壇だけその形を保っているのには訳があって、そのエリアに手を出そうとした途端に奥様の叱責にあってしまうからである。
我が家の名誉世帯主である私が怒った時は、舌をべろっと出して出来うる限り可愛い表情をした後で、何事もなかったような顔をして同じ事を繰り返す。
ナメられたもんだぜ。

故あって花壇の並びに『クチナシ』と『南天』と『ヒイラギ』を植えてある。
南天とヒイラギは何の苦労もなくスクスクと成長しているのだが、クチナシだけは植えた時の状態とあまり変わらない姿である。
もう一つ加えると隅っこに『山椒』も植えてあるのに裸の枝だけになってしまっている。
画像
土壌が悪い訳ではなく水やりをサボっている訳でもない。
何故ならば夏の時期にはいつも天敵が出現するからに他ならない。

そいつは知らない内にオレンジ色の小さい卵を葉っぱに産み付け、気がついた時には孵化した緑色の太っといヤツや、シマウマも斯くやと思うほど見事な白黒パターンの丸々と太ったイモ虫が鈴なりに付いているのだ。そして旺盛な食欲であれよあれよという間に裸にしていってしまう。

一度頭に来て殺虫剤を使ってやろうと思った事もある。しかし実もさることながら、山椒の葉は味噌汁に入れたり木の芽和えに使ったりする頻度が高い。
何となく薬剤を使うのに気が引けてしまうのだ。
そして子供達が「可哀想だ」と口を揃えて言いやがるもので、その枝を千切ってそっと敷地の外に出してやるのが既定路線となってしまった。

面白いものでそんな消極的駆除をしているにもかかわらず、ハッと気がつけばまたイモ虫がゴロゴロと…。
隣の敷地にイモ虫が好むと言われる夏みかんの木が有るのに、ウチの木ばかり選んでやって来るのは私に個人的恨みを抱いているからに相違ない。
夜の蝶に恨まれる事はあってもアゲハチョウに恨まれるような悪事を働いた事なんて無いのに。

そしていつの間にか山椒の木は裸になって枯れていってしまう。クチナシは古い堅い葉っぱしか残らない。一時はそれが嫌さに鉢植えにしたのだけれど結果は同じ。
二度三度同じ事を繰り返すヤツの事を馬鹿というらしいが、植えては枯れ植えては枯れを三度繰り返した。絵に描いたような馬鹿である。

でもそれはサナギから抜け出て蝶になりかけている健気な姿を目撃したせいで、馬鹿と呼ばれるような事を平気で繰り返しているのだった。
出来るなら無粋な事はしたくないと。

深呼吸をして周囲を見回せば、近隣の畑や田圃で一般農家と無農薬農家との小競り合いが絶えずある。
それは無農薬農家の作物が病気に罹った時に、巻き添えをくってしまうから仕方のない話だと思う。現に稲が黒くなる病気が他の田圃に飛び火した事があったから、皆が神経質になってしまうのは当然だろう。

争う事は当然無粋である事極まりないのだが、生活がかかっている人たちからすればそんな事は言ってられないだろうな。

余談だがクチナシの木はアリを呼んでしまう習性があるらしく、クチナシ食い逃げ事件の犯人はアリだったのかも知れない。

スマン事です…。



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なるほど(納得、参考になった、ヘー)

コメント(6件)

内 容 ニックネーム/日時
山椒はすぐに丸裸になってしまいますよね。
夏休み、子供の自由研究には格好の教材ですが、もう息子たちもそんな年ではなく・・・・

今はただあのもぞもぞ動くものが憎たらしいだけです。
ただ・・・超になった姿を想像すると無碍に扱うこともできず、ジレンマ・・・です。
三友亭主人
URL
2013/09/02 20:45
三友亭主人さん コメント有り難うございます。

子供達が居ると無用な仏心が働いてしまいますよね。
元々は薬を使うのをためらっていただけなのですが、「蝶になるまで待って」といわれたら丸坊主にされてしまいました。

ウチでももう子供達はそんな事を言わなくなってきたので、薄めた木酢液でも噴霧してやろうかと思ってます。
今度は多少積極的駆除をしてみようかと。
Nori
2013/09/02 22:57
>それは無農薬農家の作物が病気に罹った時に、巻き添えをくってしまうから仕方のない話だと思う。

そういえば、最近あった殺人事件で
逆に
農薬散布の隣人に「殺す気か」と食ってかかった話が……

僕は最近、国産野菜にこだわっています。
国産が無農薬というわけでもないのですが……
根岸冬生
2013/09/04 14:25
こんにちは! 自分の庭で育てた作物を食い荒らす昆虫類はどうしても許せない気持ちになりますが、最近のこどもたちは「生き物を大切に」とか「すべての生物と共存」などと教育されていることが多いので、つい「かわいそう」となるようですね。
乙山も、部屋にどういうわけか小さな蜘蛛が侵入してくることがあり、営業許可を与えてもよいのですが、どうせ儲からないことはわかっていますので、ジャムの瓶に捕獲後、ベランダに放してやることにしています。その代わり、台所や風呂場の小バエには容赦しません。
只野乙山
URL
2013/09/04 16:30
根岸さん コメント有り難うございます。

うーん、農薬をまいただけで「殺す気か」と言われても…という感じですよねぇ。
無農薬農家の方というのは何か単一のイデオロギーで固まっているように見受けられます。

自然の恵みに感謝しながら、それを阻害するものは取り除くというのが人の営みだろうと思うんですけどね。

ちなみに私も国産野菜を選ぶようにしてますよ。
とある国の野菜は危なくて食べる気がしませんし。
Nori
2013/09/04 20:21
乙山先生 コメント有り難うございます。

よく「無益な殺生」と言う言い方をしますが、害虫駆除は無益なんかじゃなく有益な事だと思います。
共存できる虫は無理に駆除する事はないんですが、共存できない害虫は駆除するのもやむない事でしょう。
私も台所に来る奴らには容赦なく対応します。

余談ですがクモってシロアリやダニを食べてくれる益虫なんですよね。
Nori
2013/09/04 20:30

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