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zoom RSS 1000円で男の酒 ベル スコッチ オリジナル

<<   作成日時 : 2013/09/08 07:00   >>

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終売になる酒を今のうちに飲む、という大義名分を振りかざして良い酒を買った。
このままこのクラスの酒を飲み続けたいのだが、経済的理由でそれは許される事ではない。
しかし前回記事にしたジョニ赤の費用対効果が高かったお蔭で、1000円スコッチを心ゆくまで堪能できるのはもっけの幸いである。

何度も言っているが1000円スコッチは丁半博打なのだ。
当たればボトルを空けるまで幸せな気分で居られるが、外れた場合の凹み具合は大変なものがある。
飲んでいて楽しくないのだから当然と言えば当然の話だが。

スーパーでこの酒とJ&Bを比較して長考に入った。価格差は200円程度。
価格で言えば、ウィスキー中毒のジム・マーレーというオッサンがべた褒めしたというハディントンハウスが900円を切る価格で投げ売りされている。いやいやあと50円出せばホワイト&マッカイと同系列のクレイモアも買える。
うーん、ここは悩みどころだなと再度長考に入る。
画像
待て待てそう言えば乙山先生のブログに「スコッチ独特の煙臭さがわりとあってちょっと硬めだが、端正な味わい」とあったっけ。
自分一人で考え込むより先人が体験した事を信じるに若くはない。
どうせ大した考えも浮かばないまま、店員に胡乱なヤツだと訝しがられるだけなのだから。

ベルは1845年イギリス北部のパースにあった酒屋にアーサー・ベルが共同経営者として参加したときから始まる。キーモルトは南ハイランドのブレアソール。その他スペイサイドのインチゴアやダフタウンなどもブレンドされているという。
話によるとベルの熟成ものにはアイラモルトのカリラがブレンドされており、ちょっと上のモノも気になってくる。ただあのベル型のボトルだと置き場所を考えないと…。

色は綺麗な琥珀色。最初に来る匂いはピート。若干甘い匂いがする。
一口含んで口の中で遊ばせる。やんわりと甘みが広がる。甘みが膨らむと同時にビターがやってくる。そしてスパイスはジンジャー風味。以外と柔らかい。
しかし若い酒のためか揮発性の高さを感じる。

加水して様子を見る。ピートと甘い香りがよく分かる。
甘さの山はそんなに高くはない。ジョニ赤と比べると抑え気味の甘さだが、味の厚みが感じられてなかなか良い塩梅である。早めにやってくるビターは渋みを伴う。多分これは木質様の香りも持っている事から樽由来のものと思われる。

スパイスが去ったあとに甘みと渋みが舌に残る。
余韻の香りは余り感じられないが、甘みと渋みの余韻は長く続く。

今回の博打は大当たりというか快心の勝利に終わった。
この酒は値段以上にピート香と木質由来の味が感じられる男性的な酒である。
そして妙に甘ったるくないのが良い。

こんな事を言うと誤解を招きやすいのだろうが、女子供には判らないスコッチの妙味が感じられる良い酒である。

これもリピートしたくなる旨い酒だった。



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コメント(2件)

内 容 ニックネーム/日時
こんにちは! 〈ベル〉ですね。これはなかなかいいスコッチではないかと思います。日本ではそれほど知名度が高くないようです。これは〈ホワイトホース〉や〈カティ・サーク〉そして〈ジョニー・ウォーカー〉のようにテレビ宣伝をしていなかったことに原因があるようです。

もっとも、ベルは飲みやすさや甘さを売り物にしているわけではないので、当時の輸入業者から「テレビ宣伝してまで売り出すこともない酒」として敬遠されたのではないか、と勝手に想像しています。以前書いた記事はかなりいいかげんなもので、あまり参考にはならぬと思います、よろしくお願いします。
只野乙山
URL
2013/09/08 11:19
乙山先生 コメント有り難うございます。

この酒を飲む時にはかなり若い酒をイメージしていたのですが、あっさりと裏切られてしまいました。
ピート香はしっかりあって味の厚みもある良い酒でした。
仰有る様に飲みやすさに振っていないところに好感が持てます。
そして後口に来る渋みを伴ったビターもなかなか良かったです。

1000円のスコッチも多種多様で、色々と比べて見るのは結構面白いですよね。
この酒はまたウィスキーに興味をもたせてくれました。
Nori
2013/09/08 12:42

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