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zoom RSS 山男ではないけど

<<   作成日時 : 2013/12/10 07:00   >>

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前回の記事で山に入った事を書いた。
タイトルからすると「また続きかいな」という感じもするが、それほど素直でストレートな人間でないのは周知の通りである。
逆に仕事で東京に行った所感というものを書いてみようかなと。

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18の頃に片田舎から出てきて学生生活を送る事になり、右も左も判らない状態で大勢の人がいる街に放り込まれた。
最初に渋谷の駅から学校に行った時に、余りに沢山の人がいて「何かイベントでも有るのかな」と真面目に思ったものだ。何しろ田舎でこれほどの人が集まるのは、夏祭りか初詣位のものである。今まで見たことがないような人・人・人。

ラッシュ時の電車の辛いけど時には嬉しいすし詰め状態を経験しながら、その時は街の暮らしもそんなに悪くないなと思い始めた。そして卒業の頃になって、居られるものなら街に居たいと思った。
当時出入りしていた研究室の先生から「院(大学院)でも行ってみたら」とお誘いを受けたのだけれども、これ以上親に経済的負担をかけるのがどうにも憚られ、自分も早く社会に出て経済的自立をすると決めた。
だだ単に自分の自由になるお金が欲しかったという事もあったりしたが。
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今はこの山里に住む様になり、時折縁があって東京に出る事もある。
あの頃の友達が居て先輩が居て、ひどく懐かしい感じもする。しかし都会というのは往々にして移り変わりが激しく、私の知る風景がどんどん無くなって行っているのは事実である。いま東京と言う街に持つ感情は、年に2・3度会う遠縁の親戚に持つ感情と近いものかも知れない。

でも離れてみて思う事は、私はこの街に住む事は出来ないだろうと。
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街を歩いている人たちはどこか急いでいて、そして何か肩に力が入っている。
田舎に住む様になり肩どころか全身の力が抜けきり、まるで軟体動物みたいな状態であるからこそ、逆に街というのは窮屈で気合いの必要な場所なのがよく判る様になった。
そして田舎で暮らすより大きな資本が必要な場所でもある。

たまに行くにはいい場所だが、住む場所ではない。

と言う事で当時からあまり変わらない風景の場所を選んで、空き時間にふらふらと彷徨って歩いた。コンパクトカメラで撮ったので、画質についてはご容赦願いたい。
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そして当然あの『Bar Peat Reek』を訪ねたのは言うまでもない。
失われてしまった懐かしい場所もあれば、新たに得られる大切な場所というのもあるのだ。

しかし今回はより個性的で面白い酒を飲ませて貰った。
特にマルスウイスキーの今後に、とても大きな期待が持てたのは収穫だった。

縁があればきっとまた訪れる事が出来るだろう。
そして色々と出会える事も…。





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コメント(8件)

内 容 ニックネーム/日時
マルスウイスキー・・・今日たまたま入った酒屋で見かけました。ちょいと魅力を感じて手に取ってみたのですが、隣にホワイトホースがかなりの安値で出てまして、しかもグラス付き。

ついついそちらに手が伸びてしまいました。

・・・今度こそマルスにするぞと心に秘めながら・・・
三友亭主人
URL
2013/12/10 17:39
三友亭主人さん コメント有り難うございます。

マルスは一度蒸留所の稼働を止めており、たぶん今酒屋に置いてあるのは停止前に蒸留・貯蔵したものです。
つまりこのまま行けば原酒は底をつくのですが、少し前に稼働を再開したのです。
この間飲んだのはまだ酒齢が5年と若いものなのですが、ちゃんとウィスキーになっていました。それも個性的でなかなか面白い酒でしたね。

元々ニッカの竹鶴政孝氏とつながりのある蒸留所ですので、しっかりした酒を造っていますよ。
今度は是非飲んでみて下さい。
Nori
2013/12/10 23:44
僕はいま、23区内に住み、23区内で仕事をしているけど
浮世の酒をたらふく飲んで浮かれた後
亀ならぬ巨大な飛行船に乗って
竜宮城のような島に帰って魂を洗濯する毎日ですが
これはこれで優雅の極みですよ。うふふ。



金かかるけど……
根岸冬生
URL
2013/12/11 11:02
根岸さん コメント有り難うございます。

山里で仕事をしていると、終業後に「一杯行こうか」という場所がないので確かに寂しいかも知れません。
確かにその分の持ち出しは少ない感じですけどね。

ただだからといってお金が貯まる訳でもなく、付き合いは別の形になって一気に爆発する事もあります。

でもこの間バーで知り合った会社員の人たちは、多かれ少なかれかなりのプレッシャーの中で働いているのはよく判りました。人が多いという事は競争率に反映すると言う事だなと…。

酒を楽しみにいったつもりが、その場で知り合った青年の話を聞いてあげてましたね。
まあちゃんと酒の味は楽しみましたが。
Nori
2013/12/11 19:59
こんにちは! 都会というのはどんどん変わっていく、というのは本当のことで、梅田というかJR大阪駅周辺も変わり果てて、もう以前どんな姿だった思い出せぬほどです。もっと昔の写真をとっておけばよかったと思うのですが、人が多すぎるとカメラを向けるのも憚られて……
マルスウィスキー、なかなかおいしいですね。乙山は〈3&7〉と〈アンバー〉しか飲んでいませんが、もう少しお高いのだとかなり出来がいいようです。
只野乙山
URL
2013/12/12 10:22
乙山先生 コメント有り難うございます。

都会は移り変わりが激しいですよね。
梅田の辺りもそうですが、天王寺駅前の辺りも景色が一変しましたよね。たまに市立美術館に行く用事がありますので、帰り際にそそり立っているビルをみると、凄いなあと見上げてしまいます。
ちょっと外れると昔のまんまなんですけどね…。

それとマルスはなかなか良いですよね。
この間は若い限定ボトルのバーボン樽のものを飲んだのですが、綺麗に仕上がっていてビックリしました。
一緒に行った信州出身の人間も「マルスってウイスキーも作ってたんだなぁ」と感心しきりでしたが。

今度「アンバー」を入手して飲んでやろうと考えております。
Nori
2013/12/12 12:03
おかげさまで
晴れて禁酒明けしました。

乙山先生にはまだ、
ご挨拶しておりませんが こうして
再びウイスキーが飲める事が出来て
嬉しい限りです。

マルスは、アンバーを何本かボトル買いして
飲んだことがありまして、
お値打ちで大変オイシイ庶民派ウイスキーだと
認識しております。
BAR等のお店には滅多に置いていないので
幸運な貴殿が羨ましいですなぁ〜。

わたくしも19歳から23 歳まで東京にいましたので
移りゆく街の風景に旅行等で訪れる度に
良くも悪くも、驚かされるはかりです。
ただ、渋谷の井之頭線ガード下でキャバクラの
客引きに声をかけられた時は、
俺の青春の街 渋谷は終わってしまったと
酷く寂しく思ったものですが、
昔、なけなしの小遣いで飲んだ焼き鳥屋が
まだ健在していて 懐かしさで泣きそうに
なりました。





四の字硬目
2013/12/12 12:20
四の字硬目さん コメント有り難うございます。

おお、とうとう禁酒明けになったのですね。
お身体の調子はいかかでしょう?
徐々にお酒の方は一緒に楽しんでいきましょう。

今回の出張では渋谷の方に足を向けなかったのですが、東急文化会館が無くなり、井の頭線乗り場の周辺の景色が激変し、今度は東横線ホームも地下に潜ってしまうと…。
私も青春時代の多くを過ごした渋谷の街が変わってしまった事に、寂しいような悲しいような気持ちを持っています。

一度東急プラザの近辺をウロウロした時に、あの焼鳥屋があった事に私も甚く感動しましたよ。
そのあとで『天狗』という居酒屋で、学生時代の友人としこたま酔って帰りました。

この間は東横線ホームがどうなったか気になっていたのですが、この目で見るのが怖くてワザと避けて逃げてきたのです。
Nori
2013/12/12 12:40

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