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zoom RSS 冬来たりなば

<<   作成日時 : 2014/01/23 23:30   >>

ガッツ(がんばれ!) ブログ気持玉 1 / トラックバック 0 / コメント 4

現在一年のうちで一番寒い『大寒』の季節である。
全てが枯れている茶色と常緑樹の深緑の世界だと思っていた。
ところが犬達と遊んでいる時にふと景色を見たら、春の足音が少しずつ聞こえてきているのを発見した。

先ず見たのは夏の間に色々や場所に蔓延っていた仙人草が枯れて、タンポポの様な綿帽子となっていたので撮ってみた。これは冬の風景。
仙人草は白い花が綺麗で夏の間時折被写体になってもらったのだが、結構毒性が強くて刈り取る時に樹液が肌につくと炎症を起こしたりするらしい。
でも枯れた感じがとても良い塩梅だったから、ついつい近付いて撮影をした。
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でもこの日の被写体はこれではない。
犬の散歩の時にふと見たら、梅のつぼみが膨らんできているのに気が付いた。
雪が降りそうだとか路面が凍結するだとか、この山里でも日々話題になっている時期なのに、自然は少しずつ前に進んでいるのだと思うと妙に感動してしまった。

今私は色々と周囲に構っていられない状況が続いている毎日だが、ゆっくり深呼吸をして周囲を見てみると季節は確実に動いてきているのが判る。少し反省をして、こんな時期だからこそ自然に目を向ける余裕を持たなければと思った。
春はもうそこに来ていると実感すると、なにか少し気持ちも明るくなってくる。
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それから以前の記事に書いたおじさんの住んでいた家の前に、可愛い水仙の花が咲き始めているのも見つけた。
いつもの様に誰もいない家に向かって「ちょっとお邪魔します」と声を掛けて庭に入る。丁度咲き始めだった様で、まだ蕾も沢山ある。良い時期に来たもんだ。

おじさんの家に誰も居なくなってから結構経つが、おじさんが庭の手入れをしていた時と同様に今年も水仙が咲く。主なしとて春を忘れていない。
当然のことなのだろうが、少し感動してしまった。
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誰の上にも等しく春はやって来る。
公私ともバタバタしている私の上にも、夜遅くまで勉強している我が家の受験生の上にも、そしてコタツで丸くなっている奥様の上にも等しく春はやって来る。
まあウチの奥様の頭の中は常に春である様なのだが。

そして春というのは別れと出会いの季節でもある。
ウチの受験生がどんな大学に出会うのか、最近の私の心配は常にそればかりである。
どこでも良いから何とか引っかかって欲しいと思う反面、この家を出て一人暮らしをすることになるだろう事を想像して、何だかとても寂しい気持ちになったりする。

巣立っていくことは以前から判っていた事とはいえ、その日が少しずつ近付いてきているのを実感している。

春以降は奥様と二人きりになってしまうのが少し怖くもあり、かといってこのままずっと家に居てもらっても困る。

父親として複雑な心境が続く毎日である。 




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ガッツ(がんばれ!)

コメント(4件)

内 容 ニックネーム/日時
三輪の地にもあちらこちらで水仙が咲き始めています。
まだ、ポツリポツリですが・・・
我が家の庭にも水仙が植わっているのですが、こちらはまだまだ・・・何時の年もおそいんですよ。
三友亭主人
2014/01/24 07:36
三友亭主人さん コメント有り難うございます。

海沿いの暖かな場所では水仙がぽつぽつ咲いているというニュースを聞いたのですが、まさかこの山里で咲いているとは思っておりませんでした。
少しこのところバタバタしていて、心に余裕が無かった事を反省しております。

しかし我が家の受験生にはなかなか春がやってこないので、何とか春の気配を楽しめるようになって欲しいと願っております。

しかしそれも後僅かかなと…。

Nori
2014/01/24 09:02
そう言えば、淡路島にとてつもない水仙郷があったような。もう25年も前に行ったことがあります。

親が味わったことを、自分が親として味わう時が来るんですな。年をとるってそういうことなんでしょう
根岸冬生
2014/01/25 11:22
根岸さん コメント有り難うございます。

淡路島の水仙郷は私の友人宅の近所にあります。
今まで何度か淡路島に渡っているのですが、そこはまだ行った事がありません。
何だか行ってみたくなってしまいました。水仙に間に合うように行ってみようかなと…。

まあ私達も前の世代から受け継いできたものを、次代に渡さないといけないのが宿命というものではないかと。
色々な技術や文化財もそうやって引き継いできたものですから。

でも実際そんな機会にあうと色々と戸惑ってしまうものです。
今は私の背中を見ているようなので、ちょっと背筋を伸ばして真っ直ぐ歩くように気をつけています。
Nori
2014/01/25 12:02

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