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zoom RSS 余は如何にして日産贔屓を止めし乎

<<   作成日時 : 2014/02/22 23:00   >>

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前の記事で少し『スカイライン』の事を書いてしまった。
随分前からこの車と日産という会社に興味が無くなったのだけれど、記事を書いていて沸々と腹が立ってきたので、腹立ち紛れにもう一つ記事を書いてみようかと。
「それは言いすぎだろう」という意見もあろうかとは思いますが、愛していたが故の事なので何卒ご容赦を。

私の日産贔屓の起源は小学校低学年の頃に遡る。
母の兄である伯父がスカイラインを買ったときに、何も判らない子供心にも男性的でスポーティな車だと思った。この時伯父が買ったのは、巷で『箱スカ』と呼ばれる型式がKGC10型のハードトップである。思えばその頃にスカイラインに対する憧憬の気持ちが出来たのかも知れない。
伯父はその後に『ケンメリ』C110型スカイライン2000GTに乗り換え、それから同じケンメリスカイラインの2000GT-EXという高級バージョンに乗る事になる。
今振り返っても凄いスカイライン贔屓だこと。
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それ以来国産メーカーの中で日産という会社の車は、どこかスポーティな車を作る印象を持つ様になった。それはレースで得た体験を市販車にフィードバックしていると思わせる雰囲気を持っていたからだろうとも思う。
そしてプリンス自動車で元々戦闘機の機関に携わっていたエンジニアがいるというのも大きな要素だったに違いない。

スカイライン開発と日本グランプリでの活躍については、NHKのプロジェクトXで誇大広告気味に伝えられている。ポルシェとの因縁の対決。
それから随分後になってル・マン24時間耐久レースで、久方ぶりにレース復帰したメルセデスと鎬を削る様なレースを展開し、あるジャーナリストは『メッサーシュミットvs零戦の空中戦』に見えたという。

それもこれもプリンス自動車には飛行機屋出身のエンジニアがいて、その人達が渾身の力を込めて車を作っているというイメージがあったからだろう。
日産という会社はこのイメージを自らのものには出来ず、プリンス自動車出身者は機関開発部に押し込められたり、閑職に飛ばす事だけに血道を上げてきた様である。
それでも中川良一氏の教え子達の作った車を入手するには、日産車に乗るという手段以外には無かったのだから。
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私がスカイラインを買ったときにはおぼろげにこの事を知っていて、自分がプリンス由来の直列6気筒エンジンを持つ事がとても嬉しく、車の中はそうでもないのにエンジンルームはピカピカだという逆転現象を発生させていた。
普段はジェントルでシルキーだが、ひと度アクセルを開けると刺激的なサウンドを発して軽々と回る。実に官能的であった。

しかし日産は直列6気筒というレイアウトを捨て、全てV型6気筒に代えてしまったのだった。
確かにV型エンジンは軽量でコンパクトである。それを使えば車のデザインの自由度が上がる。トータルで考えればこちらの方がより効率的であろう。
だが自動車というのは純粋な工業製品という枠内に止まらない性格を持つ。だからメーカーそれぞれに贔屓の人たちがいるのだ。

スカイラインが直列6気筒ではなくV6になった時に、日産のラインナップから事実上スカイラインは消滅した。
その後自動車よりも経営に重きを置くフランス人がトップとなり、益々日本人に受けるとも思えない車を量産している。そしてスカイラインとは縁もゆかりもない『GT−R』が誕生するまでになっている。
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現在マツダの車に乗っているが、マツダにはまだ『車は単なる工業製品ではない』という意識がある様で、CMにもそれが滲み出している。
そして私もそれに共感する。

いま若者達の車離れが進んでいて、エコを大上段に振りかざしたものばかりが売れているという。

だが私は今後も自動車というものは、単なる工業製品になって欲しくないと思う。






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コメント(8件)

内 容 ニックネーム/日時
昨年、名古屋栄の日産ギャラリーが
(名古屋人の待ち合わせの名所)
撤退しました。
今まで新旧含め沢山のスカイラインの
展示を鑑賞させて頂きました。
わたくしの父親はジャパスカのワゴンに
昔乗ってまして、メタリックグレーの
イカす車でした。
日産プリンスの機関紙が毎月家に送られて
来て、その頃のイメージモデルは確か
ポールニューマンで、内容も面白く
子供心に真剣に読んだ記憶があります。
ジェントリーなスポーツ車
スカイラインは、僕たちの憧れでした。

四の字硬目
2014/02/25 12:45
日産といえば、私の父親は大変なブルーバード通で・・・
私の憶えている限りでは、ずっとブルーバードの乗り続けていました。もちろん、ここ十数年は車にも乗っておらずって感じですが・・・

私はといえば・・・きわめて無頓着で・・・その場その場でこれって思ったものを買ってしまうミーハーで・・・

でもね、ちょいと自信があるんですよ。
いつも、新しいのが出たらその売り初めを買うんですよ。だれも乗っていませんからね。でも、すぐにその車がベストセラーって状態で、あちらこちらに見てしまうんですよ。

これって、俺に先見があるのっていったら嫁さんは一言・・・
「あんたの好みが一般的すぎるからよ・・・」って。
三友亭主人
2014/02/26 23:09
四の字硬目さん コメント有り難うございます。

しばらくパソコンとは遠いところに居りましたので、返事の送れました事深くお詫び申し上げます。

栄の日産ギャラリーは名古屋の地元の方の待ち合わせスポットだった様ですね。他所の人間は『ナナちゃん人形』だったりするそうで、トヨタのお膝元とは言え結構利用されていた人は多いと聞きます。
名古屋だけでなく大都市にあるギャラリーは銀座以外全部閉めたそうで、別の方法でのアプローチを試みるという話のようです。
でも実車に触れる事によって「欲しいな」と思ったり「格好いいな」と感じたり出来る訳なので、ネットで検索して下さいと言う方法が良いとは思えません。
相変わらず日産の上層部はユーザーの気持ちなんて、これっぽっちも理解していないようです。

お父様が『ジャパン』のワゴンに乗っておられたのですね。愛知の方が日産に乗るというのはかなり勇気の要ることでは…。
でも私の父もトヨタ贔屓だったので、親戚で日産贔屓は記事にある伯父の兄弟くらいでした。

スカイラインという車は若者がちょっと頑張れば乗れる車だったのですが、何時の頃からか高級車となり現在は『超』のつく高級車となってしまいました。
私のような一般市民には縁のない車になってしまいましたので、自ずから興味も失われてしまったと。

手頃な値段で魅力的な車がないのも、若者が車離れを起こす一因になっているのだと思います。
メーカーにはもう少し手頃で格好の良い車を作って欲しいもんだと常々…。
Nori
2014/02/28 09:58
三友亭主人さん コメント有り難うございます。

お父様がブルーバードのファンだったのですね。
ブルーバードも日産の中では伝説を語れる車でしたね。何と言ってもサファリラリーを制覇した車でしたし、石原裕次郎がそれ映画化したりでしたから。

私の最初に買った車も中古のブルーバードで、そこそこ入手しやすい値段だったのとクラスでは一番スポーティな車でしたから。
『SSS』のエンブレムは憧れでしたねぇ。

ブルーバードはスカイラインとは逆で、誰も望んでいない普及車クラスに格下げされ、何時の頃からかラインナップから名前まで消えてしまいました。
ブルーバードだけでなく『ローレル』や『セドリック』なども…。
最近ようやく『フェアレディ』は復活しましたが。
と言う訳で昔からの贔屓が去って行った状態なんだと思います。
伯父も今は『アウディ』に乗っておりますので。

私も実は出始めの頃を買うというのには賛成です。
その頃は作り手にも売り手にも力が入っていて、装備なんかは後から省略されてしまう事も間々有りますから。

今の車も余り人が乗っていなかったのとスタイルが良かったのと、ミニバンではありながら運転手が疎外されていないのが気に入って買ったのです。
でも、それからマツダが今まで売ったミニバンの中で1・2を争うくらいに売れたらしく、街中では良く目にする様になってしまいました。

買った時には「誰も乗ってないな、しめしめ」と思っていても、あっという間に増えてしまいますよね。
私の好みも「オーディナリー・ピープル」の枠を出ていないのだと思います。
Nori
2014/02/28 10:16
日産車は一回しか乗ったことがありません。
しかも、何の車だったか、想い出せません。
車への関心がその程度だったんです。
でも、レビンにのったり、ソアラに乗ったり、カリブに乗ったり、ロードスターに乗ったり、クラウンに乗ったりしてますから、派手に乗っています。
もちろん、すべて最安値の中古車ですが。
根岸冬生
2014/02/28 10:36
根岸さん コメント有り難うございます。

その時々の一番格好いいと思われる車を買うのが一番だと思います。
私も最初は中古の中で値段の釣り合うものを選んでいました。
ですがスカイラインの時に初めて新車で購入し、潰れるまで乗るという道楽を見つけてからは、購入の際には営業の方が爆発する寸前まで熟考し、買ってからは10万qを軽く突破して20万qに達する直前まで乗り回す様になりました。

いわゆるディーラーには一番嫌われる人種のようです。

まあ逆に言うとそれくらいまで乗り続けるのですから、生半可な気持ちで買えない訳で、心底惚れ込まない車だと途中で嫌になってしまいますから。

今の車の先代は必要に迫られて買った車だったので、途中から「もうイイだろう」と思いながら乗ってましたね。
今の車はガタガタのポンコツになるまで酷使してやろうと考えています。

その後は爺ィらしいコンパクトなスポーツカーで…。
Nori
2014/02/28 11:17
愛知県で日産に乗るのは
そんなにタブーではありませんよっ!
インドで牛丼屋さんを開業する訳では
ありませんのでご安心を…、
あっ、本丸のT市だけは立ち入り出来ない
土地があるそうです。

日産も80年代末に復活したシルビア
みたいな車をまた出せばいいんです
けどね〜、車はイカしてシビれてナンボ!
なんでけどねェ……。
四の字硬目
2014/03/01 14:02
四の字硬目さん コメント有り難うございます。

公私共にパソコンにゆっくり向かっている時間が限られており、度々返事の遅れます事お詫び申し上げます。

愛知県にはトヨタの関連会社が沢山有って、トヨタ車以外に乗る人はかなりの勇者だと思っていたのです。
インドの牛丼屋は言い得て妙ですが、豊田市には以前ホンダのディラーがあって、地元の方からは白眼視されていたと聞いたものですから…。

シルビアは良かったですねぇ…。
功罪ともに語られる『901運動』の頃に出た車は、とても魅力的で良い車ばかりだったんですけどねぇ。
いつの間にかオッサン臭い車ばかり出るようになって、とうとう『オッサン自動車』と陰口をたたかれるようになってしまいました。

経営が傾いたのは売れないデザインを採用した為だと思うんですけどねぇ…。
Nori
2014/03/02 08:55

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