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zoom RSS オッサンの発菩提心とか

<<   作成日時 : 2014/05/07 12:30   >>

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この記事をUPする頃は連休も終わってしまっていて随分過去の記事になるが、4月の月末にしばらくぶりに休暇が取れた。その時のことを少々。
そういう時にここぞとばかりにお一人様を決め込みたいところだが、丁度良い具合にというか折悪しくというか奥様の休暇と重なっていた。

奥様と2人切りになってしまった状態で一人で出かけるというのは、余りと言えば余りに非人道的な行為であろう。当日の朝まで何もプランは無かったが、しばらく振りに吉野を訪ねてみたくなり、奥様に諮ったところ何らの異議もなく承認された。
時間にゆとりがあれば三友亭主人さんのベースグランドたる三輪山周辺まで足を伸ばしたかったけれど、奥様は吉野山に行ったことがないという話だったので時間の許す限りゆっくりさせてもらおうと。
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何故吉野山に行きたかったかと言えば、現在特別開帳の最中だと言うこともあるし、たなかの柿の葉ずしを食べたかったのもある。そして名物の葛餅が食べたかったのも確かだ。
だが真の目的はまた別にあったのだが、多少仕事絡みであったので奥様には内緒にしておいた。
飽くまでも残った桜と青葉を見に行くという大義名分で。
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その目的の一つは国宝の仁王門が解体修理の予定である事を、先立て金峯山寺の関係者に聞き、12億円の巨費を投入しての工事を見てみたいと思ったのだ。当然仕事熱心と言う訳でなく、仕事のこの部分は個人的な趣味を満たしているだけの事である。
謂わば趣味半分の仕事をやっている訳だ。
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という訳で下千本駐車場に車を入れて参道を歩く。桜は既に殆どが青葉になっていた。ただモミジの青葉が凄く綺麗で思わずシャッターを切った。そしてシャクナゲ。
道の両脇には色々と花が咲いていて寂しい風景ではなかった。
そして色々な土産物屋をひやかしつつ銅鳥居に到着。

この銅鳥居(かねのとりい)は大峰山寺に向かうまでの修行を表したなかで「発心門」と呼ばれる。つまり私のようなフツーの人間が菩提心を発して仏門に入る状態を示す。こんなふざけた人間でも菩提心を発して鳥居をくぐる。
因みに寺院に鳥居があるのは何ら不思議なこともなく、明治になるまでは神仏は一体だったということを思えばごく自然な状態だろう。

しばらく歩いて漸く仁王門に着く。既に足場が組み上げられており、工事に着手しているようである。この工事のために特別開帳をやっている訳で、国庫補助金が約60%としても自己負担金は大きな額となり、費用を捻出するのは大変な事だろうと推察する。
何にしても文化財を維持・管理していくのは、熱意と根気を持っていないと出来ない事だと再認識した。
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この仁王門は三間一戸の入母屋造の二重門で、基本は和様建築だが一部大仏様を取り入れた折衷建築である。などと書くと眠気を催される方も多いと思うので割愛。
豪壮だが細部は巧緻な芸術的な建築物であると言った方が通りが良いか…。

じつはこの時プライベートだったのでラフな格好をしており、存じ寄りの寺院関係者に会わないように注意を払っていたのである。

もし会って奥に引きずり込まれるのを、何としても避けたかったのだ。プライベートな時間に仕事が割り込んで来るのは好きじゃない。
などと趣味半分の仕事をしているヤツが言えた義理ではないが。

そんな訳で続きは後の記事で…。







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コメント(8件)

内 容 ニックネーム/日時
春の素敵なひと時でしてね〜。

わたくしは昨日 愛知県の明治村へ
行って来ました。
好奇心と体力のミスマッチ振りに
翻弄され、二日遅れで来る筋肉痛に
今からビビッております。
ロケ地巡りの若者達が沢山いて
レトロ衣装コスプレのカップルが
大変 微笑ましかったです。(^○^)

四の字硬目
2014/05/07 18:28
四の字硬目さん コメント有り難うございます。

久しぶりの2人切りの遠出でして、あちこちを案内しながらの結構面白い小旅行でした。
あまり建造物には興味のない人なんですが、色々と頷きながら説明を聞いてくれたのは新鮮でしたね。子供が出て行ったことが今も少し寂しいようです。

しかし明治村もなかなか良いですよね。
私は中学生の頃に修学旅行に行ったきりなんですが、その頃も面白くて時間いっぱいまで色々な場所を歩き回った記憶があります。
最近はコスプレで歩く若者もあちこちにいるようで、太秦の映画村へ行った時、アニメのキャラになりきった人達が沢山居て、誰がスタッフなのかよく判らない状態でした。
普通にそんな楽しみ方が出来るというのは、何か羨ましいような気もします。

歳をとると確かに筋肉痛は遅れてやって来ますよねぇ…。
私も運動をした次の日以降に痛みがやってきます。
お互いあちこち不具合が出てくるお年頃ですな。
Nori
2014/05/07 23:20
吉野は、奈良に住んでいてもちょいと決心しなければなかなか足を運ばないところ(そんなに遠い所ではないのですが)。ある意味、その感覚は県外の方も同じようなものだと思います。
でもいい季節ですね。この季節ならば絶対に緑がきれいなはずだし・・
仁王門緒修理については、前から御本尊の蔵王権現の開帳等でちょいとお金を集めていらっしゃいましたからね・・・それにしても12億ですか・・・大変な金額ですね。
それだけの仕事となればNoriさんもさぞや興味深かろうと拝察いたしますが・・・
三友亭主人
2014/05/07 23:21
三友亭主人さん コメント有り難うございます。

吉野は奈良在住の方から見ても雛の地なんですね。
まあ南朝のあった場所ですから、そう易々と簡単に入れる場所ではないのかも知れません。今でも交通の便は良いとは言いがたい部分はありますねぇ…。

仁王門の解体修理については仰有るように興味津々で、木部の大工工事だけでなく漆塗・彩色も行われるようですし、瓦屋根の葺き替えや耐震補強など気になる事は沢山あります。
外観が変わる前に一度じっくりと見てみたかったので、丁度良い時期でした。

奥様は道中の残っている桜やシャクナゲ・青葉に甚く興味をそそられたらしく、「紅葉の頃にも来てみようか」と言っておりました。

歴史的背景よりも景色の良さに心を奪われたようです。
Nori
2014/05/07 23:58
 仲よきことは美しき哉  実篤

> 奥様と2人切りになってしまった状態で一人で出かけるというのは、余りと言えば余りに非人道的な行為であろう。

 その非人道的な行為を平気でやっている男がここにいますよ(笑)。札幌でも小樽でも一人でふらりと遊びに行くんです。一人が一番気楽ですからね。

 もっとも日常的に買い物につきあっているのだから大目に見てもらえるでしょうが。

> もし会って奥に引きずり込まれるのを、何としても避けたかったのだ。

 別の意味で引きずり込まれるのかと思いましたよ。Noriさんが仏門にお入りになる日も近い?
薄氷堂
2014/05/08 09:16
薄氷堂さん コメント有り難うございます。

奥様は子供達が居なくなってしまった事がかなり寂しいらしく、このところ無理に会話をしたがるようになってきました。
そんな状態なので1人で放って置くわけにも行かず、休日が重なった時には一緒に出かけようと言う事なのです。
2人だけのお出かけなので、道中子供のことは考えなくても良いのに、何かある度に「買っていってやろうかな」などと…。
まだまだ子離れは出来ていないようです。

それと私はまだまだ仏門に入るほど枯れては居りませんよ。
「ちょっとお茶でも飲んでいけ」と言われた瞬間に、賽銭箱にチャランと入れる予定だったお賽銭がインフレーションを起こしてしまうからです。
下手をすれば数千円で済ますつもりが、桁1つ跳ね上がりますので。

下世話な話で申し訳ありません。
Nori
2014/05/08 10:56
しかし、子供のいる家庭は巣立ちが喜びでもあり、寂しさでもあるんですね。沖縄の友人は僕が帰る度に泊りにくるんですが、ここも一人息子を他県に進学させたところ。「奥さん、寂しがるぞ」と言っているんですが、これからどんな夫婦二人切りになるのやら。しかし、子供が巣立ったあとは、多少、老境を感じさせますね。結婚式の祝辞でもありませんが、夫婦仲睦まじく……。
根岸冬生
2014/05/08 16:29
根岸さん コメント有り難うございます。

今はまだどうやって学費を捻出していくかで頭が一杯になっていますので、寂しさを感じながらも気が入っている状態なのです。
これが来年一人が就職となるとちょっとガックリ来るような気がしております。
やはり多少手がかかる方が親の醍醐味がある訳でして…。

まあ私は子供がいなくなった分、奥様との距離が近くなったのを楽しんでおります。
余り遠慮なんかはしてないですけどね。
Nori
2014/05/08 20:32

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