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zoom RSS 京都で紅葉と言えば

<<   作成日時 : 2014/12/17 08:00   >>

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この間奥様と2人きりのデートをした。
『なばなの里』の次に奥様の行きたかった場所は京都である。
京都にはいつも行ってるじゃないかという話なのだけれど、是非とも京都の紅葉を見てみたいのだそうだ。

実はこれにも訳があって、偶然にJR西日本の『そうだ京都に行こう』というキャンペーンCMを見たようで、ああいった印象的な紅葉の景色を見てみたくなってしまったようなのだ。それから私はいつものように奥様の断片的でいい加減な証言を基に、そのキャンペーンに使われていた場所を数カ所特定した。
それは多分毘沙門堂の事を言っていたようだが。
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実はこの日奥様は子供達と合流を試みたのであるが、二人が二人とも友達との約束があって合流出来なかったのである。ただ下の子の待ち合わせ時間が遅かったので、一緒に昼食をとってから出掛ける事となっていた。
奥様との間では山科か東山か、はたまた嵐山なのか全く白紙の状態であった。そして私は子供の行き先も知らなかったのだ。知ってたのは知恩院三門前で待ち合わせているとの事。
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知恩院周辺に来た時に観光案内のつもりで「この先に青蓮院っていう有名な門跡寺があってな」と言うと、「うん、そこ行くんやけど」と。良く聞けば何と国宝である青不動の御開帳に行くという。友達が父親からチケットをもらったから、ウチの子がご相伴にあずかる事となった様なのだ。どんなツテで入手したのか非常に気になる。

どちらかと言えば私の興味も青蓮院に行ってしまったのだけれど、子供の近くの紅葉の名所に行こうという事で永観堂に行く事とした。驚くべき事に奥様は紅葉を見たいと行った癖に、永観堂というメジャーな名前を知らなかった。京都では『秋はもみじの永観堂』と言う位なのに。言うに事欠いて「有名な寺なんやろ?」ってか。
そして自分の無知を威張るところも、いつもの事ながら素晴らしい。

極端な物言いで恐縮だが、この寺院は紅葉の時期以外は閑静な雰囲気が漂っている。平たく言えば参詣者は少ない。しかしこの時期は何処を歩いても人で一杯である。暇な爺様婆様も多いが、ツアー会社のバッジを着けた無法者も沢山居る。そしてマナーを全く知らない東洋系の外国人。
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紅葉は既に散り終わる少し前だったが結構見事だったし、折角なので堂内もゆっくりと拝観させてもらう。しかしここにも沢山の人。ここの阿弥陀如来立像は左を向いた特殊なものなのだが、それにもちゃんと故事来歴があって永観律師の修行中に御本尊が壇を下りられて後を歩いている永観律師に振り返り、「永観遅し」と語られてからこのお姿なのである。
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ツアー会社のバッジを着けた無法者たちは「何でこんな格好なんだろねぇ」とか。
ちゃんと説明書きぐらい読めよと思いつつやり過ごす。
奥様は奥様で堂内を見て「ここは派手な色やねぇ」と。と言った訳で以前記事にしたような彩色の説明をしたのだった。小声で説明したのと訳のわからない爺婆だらけだったので、話を盗み聞きするヤツの塊は出来なかったのは幸甚だったけれど。

その後に再び庭に戻ったのだけれど、そこに常識を知らない大陸系の東洋人の若造が居て、紅葉を撮影しながら入ってはいけない柵内の苔の部分に一歩入ったのを見て、思わず背負っているリュックを掴んで引き戻したのだった。そして一言「柵の中に入るなよ」と。
当然日本語で注意をした。彼が「ゴメン」とも言わないので私は「ああん」という表情を。
奥様が慌てて私の腕を引いたので以後自粛。

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庭園の池に沿って特設の茶店が設えてあり、そこで心を落ち着けるべく一服する事とする。
煎茶とみたらし団子とわらび餅で一息つく。
するとはす向かいに北京語を話す若い男女。男の方はそれなりに大人しく抹茶を喫していたので気にもしなかったが、女性の方は短いスカートをはいているのに足を組んでいる。好きな人が見たら良い光景かも知れない。だがその格好のまま片手で抹茶茶碗をつかみアゴを上げて飲んでいるのだ。何ともみっともない。
まあその時は注意する気も起こらなくて、仕方のない奴らだなと憐れむのみ。
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私はこれでもグローバリズムというものも理解している。しかしこんな風景に出会う度に隠れているナショナリズムがムクムクと…。

その後永観堂を出て南禅寺まで歩き特別公開の三門の上に登って、私には軽度の高所恐怖症の兆候がある事を確認して、琵琶湖疎水に沿って岡崎公園の駐車場まで戻ったのだった。

今回思った事はツアーバスの爺婆や大陸系の外国人は、せめて訪問する土地の事くらい調べてから来るべきであろうと。私だったらそうするな。

いやそう言えばウチの奥様も何も知らなかったワイと気が付いた。

うーん、これは難しい問題だぞと…。




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コメント(8件)

内 容 ニックネーム/日時
いつも楽しく拝読させていただいております。
本当に、あの傍若無人、隣国の成金には困ったものです。
「良い秋ですね」と目で会話を交わせるような感じが良いのですが。。。
望むべくもありません。
NGO
URL
2014/12/17 22:03
NGOさん コメント有り難うございます。

他所から行っている人間がイラッとする事が多いのですから、住んでいらっしゃる方たちから見たらもっと腹立たしいのではないかと思います。
実は夏場にも平安神宮の手水場で水遊びをしていたのを、少し厳し目に注意をした事があったのです。向こうは日本語を理解出来なかったでしょうが、怒られている事くらいは判ったようです。

でもツアーバスでやって来る爺・婆も結構酷くて、注意をしたら「怒られちゃった。アハハ」といった反応が多いですね。
最近の年寄りはなってないと言ってやりますけど。

そしてウチの奥様から「喧嘩を売って廻るな」と釘を刺される訳です。
気が付けば五月蠅い頑固爺ィへ邁進している訳で…。
Nori
2014/12/17 22:53
まあ、奈良あたりを歩いていても同じような光景に出合うことはしばしば・・・確かに「?」とは思うことも少なからずあります。

ただ、それに比して我が国の人々は?・・・
・・・と考えた時、必ずしも彼等ばかりを批判できないようにも思えます。若い人々・・・とばかりは言えませんが、矢張りマナーの悪い人々は皆無とは言えませんし・・・

かつてバブル絶頂時の頃、ジャパンアズNO1などとうそぶき、海外に出ては他国の貴重な文化を金に任せて買いあさり、傍若無人な振る舞いで異国の方々に眉を顰めさせていたのはいったいどこの国の人間か・・・少しばかりアジアの国々より経済の発展を先んじたのをよいことに、同じアジアの国々にどんなことを目的に男どもが出かけて行ったか・・・と考えた時、今我々が見る光景が、かつて自分たちが歩いてきた道としか思えないのです・・・
三友亭主人
URL
2014/12/17 23:25
三友亭主人さん コメント有り難うございます。

記事にもあります通り外国人の事ばかりを言っている訳ではなく、バスツアーでやってくる年寄り達も大概なっていません。
文化財に関わる者としての意見となりますが、苔庭にトレッキングシューズで踏み込むのは文化財の破壊以外の何物でもありません。そして建物に土足で上がり込むというのも同様です。

まだこれらは良い方で、文化財建造物に政治的な文言の落書きをしたり、道中にある石仏を破壊して頭部だけを持ち帰り『戦利品』と称して飾るような事例も多く発生しています。

確かに日本人が反省すべき点もあるとは思いますが、それだけでは根本的な解決にはならないのではないかと考えます。
自分たちの流儀が他国で通用しないこともあるのだと、教えてあげることも重要な事のような気がしています。実際に最近の中国では『他国での振る舞い方講座』でレクチャーを受けさせるようにしているようです。

実際に相手に注意をした場合、日本のツアー参加者の方が余計始末が悪い事の方が多いようですよ。
「立入禁止と書いてないのに入ってなにが悪いんだ」とか平気で口にするようですし、注意されたことを根に持ってネットでの口コミ評価を『最低』と書いたりするようです。

多くの文化財所有者から色々な話を聞くにつけ、どちらに対しても「仕方ないなあ」と黙っていてはいけないのだと感じてしまうのです。
Nori
2014/12/18 11:19
 たしかに場所柄もわきまえず甲高い声でしゃべりまくる外国人があちこちで目につきますね。お腹立ちはよくわかります。

 日本のノーキョーもかつて外国で顰蹙を買ったことがありますし、アメリカ人観光客が欧州でバカにされた時期もありますから、気長に待てば彼らも成長するのではないか……と期待しているんですが、はてさて?

 人の振り見てなんとやら、ぼくもワガママなじじいにならぬよう気をつけなくては。
薄氷堂
URL
2014/12/18 18:04
薄氷堂さん コメント有り難うございます。

最近は中国でも他国での振る舞い方をレクチャーされて来るようですし、全員が全員そんな人間という訳でもありませんので余り悲観的ではないのです。
それもそうなんですが、記事にもあります通り我が儘な爺・婆が多い事も問題かなと。自分たちが傍若無人に振る舞った挙げ句に、「もっと年長者を敬え」とか平気で口に出しますから。

とある寺院で僧侶の方が丁寧に説明されているのに、ポケットに手を突っ込んでアゴを上げて話を聞き流している姿を見ると心底腹が立ちます。「俺は客だ」とふんぞり返ってる訳で。
でもこれってマナーの悪い外国人と行動パターンがよく似ているんですよね。
結局自尊心だけが突出していると言う点で、似たもの同士みたいになっているのだと推察されます。

そんな年寄りの姿を醒めた目で見ている若い衆の方が、見込みがあるような気はしているんですが…。
Nori
2014/12/19 00:09
日本人は、学ぶという謙虚な姿勢があったように思います。
少なくとも、「中華思想」ではありませんね。
世界の中心は日本だ!なんて思っている人はまずいないでしょう。(笑)
来日する多くの(すべてではありません)彼らは「それ」ですので、どこでも自分たちの流儀を通そうとするので、嫌われるのです。
お金を払う方が「エラい」のだという、客意識が極端に強い人が多いから、嫌われるのです。(笑)
同じ、グレーターチャイナでも、台湾からやってきた、高校生や大学生はちゃんとわきまえています。
残念ながら、これが国のレベルなのでしょうね。
昔の日本もそうだったかもしれませんが、「今」は違うように思います。
あ、最近の年寄の傍若無人さは私も感じます。
正しい若者に対して失礼すぎます。(笑)
正しい若者は、どこの国の人でもわきまえているように思います。
賢い(真に、頭が良い)のでしょうね。
NGO
2014/12/20 11:02
NGOさん コメント有り難うございます。

確かに仰有るように「自分たちより劣った国を見に行こう」なんていう観光者は日本には少ないと思います。
訪問する国々にはその土地独自の文化が醸成されていて、その事物に触れることによって自分の知識なり体験のバックグラウンドを広げようとする人が大半だと思いますから。

そして台湾からの留学生は確かに色々吸収しようと、真剣な眼差しで話を聞くタイプが多いですよね。大陸からの留学生でもそんな真剣な学生も居るんですけどね。
要は中途半端な大人が一番タチが悪いと。
京都の百貨店に行くと、大きなラゲッジをゴロゴロ引っ張りながら人を押しのけていく大陸の方をよく目にしますので、変にお金を持つとロクな事が無いのだなとも思えます。

爺婆の傍若無人ぶりはここ数年激しくなったような気がしておりまして、大人数故に大きな声をあげないと自己主張が出来なかった年代の人達が老境に入ったせいかなと思っております。
これは今更教育で何とかなるという代物ではありませんね。
最近の若者の方が『恥』というものを知ってる場合も多いような気がしております。

ちなみに苔庭に入った大陸系の若造に注意をしたときに、持っていたカメラが私のより高価なものだったので余計腹が立ちましたね。
まあ冗談ですけど。
Nori
2014/12/20 11:34

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