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zoom RSS 色々な春がやって来る

<<   作成日時 : 2015/03/17 17:00   >>

ガッツ(がんばれ!) ブログ気持玉 3 / トラックバック 0 / コメント 8

今月になってから随分更新をサボっていた。
何があったかと言うと単純に、公私共に多忙だったからに他ならない。
毎年の事ながらこの時期は年度末であり、本年度の収支を大まかにまとめて来年度の予算編成をしなければならないからだ。まあ国会でも盛んに予算委員会が開かれているくらいだし。

ウチの職場でもお歴々の皆様を招集して、俎上に載せた予算案を前に侃々諤々の議論が闘わされた訳である。とはいえ雨後の竹の子のように歳出がハネ上がった事もなく、かと言って芸人が落とし穴に落ちるが如く急激に歳入が減少したという事もなく、比較的穏やかにご承認を頂いたのであった。
安定と言えば安定、伸び悩みと言えばそうかも知れない。
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私的な部分での理由は何かと言えば、上のお嬢様が無事にご卒業あそばされるのに伴う雑事に奔走していたのである。それでもこれは嬉し楽しの忙しさでもあった。
何より無事に4年間で卒業してくれるのは、最上の親孝行だと頭をナデナデしてあげたい位のものである。万が一に留年とかの心配は皆無だったし。
ただ優秀であろう我が娘が、教授から研究室に残れと言われなかった寂しさは若干あるにしても。

私が大学に在学していた少し前までは、留年して大学に踏みとどまるのがカッコ良かった時代であったが、私の卒業した時代では『冗談で4年で卒業する』のが良しとされていた。
とはいえ私と同期入学なのに2つ年上の漢(おとこ)は 、何故か卒業後に1つ後輩になっていたっけ。でもその彼は現在著名な組織のリーダーになっているから、伊達に私より3年多く勉強していた訳ではないようだ。
正直な話、それほど勉強好きの人間にも見えなかったのだけれども…。
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閑話休題。2月の下旬にお嬢様の所属する写真研究会の4回生たちが、祇園周辺のギャラリーを借り切って卒業記念展を開催した。当然のことながら私達親バカコンビが行かない訳がない。万難を排して現地に向かう事となった。
ついでに時折御登場頂く『京都の先生』の事務所も、最近その周辺に移転したらしいのでご挨拶も兼ねて。

差し入れのお菓子をお嬢様に手渡しつつ写真の鑑賞を…。
若い感性というのはとても面白く、このまま才能を大事に育てていってくれたら良いなと思わせる作品が多かった。因みに我が娘の作品については、私の鑑賞眼が鞍馬山の天狗のような高い高い下駄を履いていたのは言うまでもない。

それから奥様が下の子の部屋を掃除したいと言うので、ギャラリーを出てそちらへ向かう。
その前に近所のスーパーに行き一緒に買い物をした。途中奥様は「アレは要らんかコレは要らんか」としつこく聞くから、下の子は結構ウンザリしたらしい。私は肩を叩いて「な、面倒くさいだろ?」と慰めてあげた。
奥様の面倒くささと一番長い付き合いをしているのは私であって、その機微は家族の中で一番理解している。最近下の子はそのオヤジの苦労を良く理解出来るようである。
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夕刻になって上のお嬢様と再び合流をして、祇園周辺の店で夕食をすることとなった。
お嬢様は私達が車で乗り付けると思っていたらしく、祇園の交差点で待っていたのだけれども、私は車を駐車場に停めて徒歩で現場に向かったのだった。
そしてそこにはお嬢様と見慣れない男子学生が…。

本人からそれとなく交際している男子学生の存在を教唆されていたから、飛び上がるほどはビックリしなかったのではあるが、娘をもつ親父の心境というのは複雑なのだと実体験で理解したのだった。まあ彼はお嬢様1人だけで待ち合わせをさせるに忍びず、私達がやってくるまで一緒にいてくれたのであろう事はすぐに判ったけれども。
そしていつもの詮索癖というか探求癖というか、じっくり話を聞いてみたくなったのだ。
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「一緒に晩飯でも喰うだろ?」と声をかけ、有無を言わさず一緒に行動することに…。
最初は一力茶屋裏のワインダイニングや和食の店に行こうと思ったのだが、下の子が頑として20歳まで酒を飲まないというポリシーを貫いていることと、「肉が食べたい」というリクエストもあって両者を断念した。
観光を兼ねて新町通から辰己大明神の周辺を歩き、親父の巣窟になっている小料理屋『侘助』を通って四条大橋の袂へ。南座横の『にしんそば松葉』に後ろ髪を引かれつつ、向かい側にある老舗の『レストラン菊水』へ。

手ごろな価格のフランス料理を味わいつつ、彼の人となりを見分させてもらった。
聞けば鹿児島出身の誠に実直な感じのする好青年である。まあチャラい奴だった場合は問答無用で個室座敷の店に上げて、小一時間正座をさせた上で泣くまで説教をしていただろうが。
話や態度から親御さんの姿が透けて見えて、とても好印象。
ただ一つ不満なのは、私より先に奥様との面識があったこと。
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旨い料理を食べてワインを飲めないことが断腸の思いではあったが、結構面白い時間を過ごさせてもらった。帰り際に『SHIZUYA』に寄ってお土産のパンを買って、アパートの近くまで送っていったのだった。

思えば春になると二人は別の進路を進むことになり、今までの様に会えなくなるのは寂しいことだろう。
目出度さと寂しさが同居する春がすぐにやってくる。

このオヤジはオヤジで複雑な心中のまま花を愛でる春になりそうである。







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コメント(8件)

内 容 ニックネーム/日時
>まあチャラい奴だった場合は問答無用で個室座敷の店に上げて、小一時間正座をさせた上で泣くまで説教をしていただろうが。

何てクソ意地の悪い親父だ。うふふ。娘が絡むとこんなもんかねえ。
そうは言っても、いつの日か、娘が三つ指ついて「お父さん、お母さん、長い間、お世話に……」なんて言われて「ビエ〜〜ン」と泣きながら鼻水をたらすのが男の美しくも情けない性なんでしょう。父と娘の人間関係で不思議な奥行きがありますね。
根岸冬生
URL
2015/03/19 10:54
>そこにはお嬢様と見慣れない男子学生が…

まあ、我が家の場合子どもは男二人ですから、そんな心配をすることは一切なくって・・・というよりは、相手の親御さんにそんなご心配をかける一方の立場ですからねえ。
ところがどちらも、大学は出たというのにそんな心配を相手の親御さんにかけることなく過ごしており、それはそれで親として別な意味で心配なもので・・・
三友亭主人
URL
2015/03/19 15:27
わたくしは最近、
見た目がとてもチャラいバンドマンの
若者と酒場で会話をしました。
所が自分の若い時より遥かに
その若者の方がキチンとした敬語や
会話のエチケットに長けていたので
逆にわたくしの方が、説教部屋行き
モンだと驚きの
冷や汗をかいたので ありました。(≧∇≦)
最近の若いモンときたらぁ〜。
四の字硬目
2015/03/19 20:00
根岸さん コメント有難うございます。

普段から物分りの良い大人かどうか自信はありませんが、事子供の事になると複雑になってきます。
まあ世間の娘の父親たちは皆同じなのだろうと思いますけど。
ウチは母親が涙もろいので、私はずっと突っ張って行こうと思っています。

昨日は大学の卒業式だったんですが、奥様はなんだかぐグズグズでしたねぇ…。
Nori
2015/03/19 21:33
三友亭主人さん コメント有難うございます。

大学のPTAの役員をしておりましたので学生たちとの触れあうことが多く、中にはよく入学出来たなあと別の意味で関心する事も結構ありまして、もしもこんな奴だったら記事にある通りの目に遭わせてやろうと思っていたのです。

オヤジから見たら「もっと良い漢が居ただろうに…」とも思えたのですが、見た目より内容を選ぶあたりは母親に似たのだろうと思います。

私の方が若干外見が勝っている様に思えますけどね。
Nori
2015/03/19 21:50
四の字硬目さん コメント有難うございます。

確かに外見と中身が全く異なる若者も居りまして一概には言えないのですが、多くの場合『見た目を裏切らない』様な気がしております。
でも一つの才能だけでも尖っている若造には、ついつい目をかけてやってしまい勝ちになりますね。
まあ今時の若い者の方が、今時の不良老人より余程紳士じゃないかともおもってます。

しかし我が娘の事は全く別で、ワザと物分りの悪い大人になろうと思ってます。
何故なら一生に何度もない機会なので、出来るだけ楽しませてもらおうと…。
Nori
2015/03/19 22:13
外見と中身が全く異なる若者でも
何とか一人前にしてあげたいと思うのですが
「親心子知らず」ではないですが
空回りする事が多いです…

PDCAサイクルで考える事を意識させているのですが…

成長している事を願っています。




ウィスキー初心者
2015/03/20 19:52
ウィスキー初心者さん コメント有り難うございます。

昨日ようやく子供の引っ越しが完了しまして、パソコンに触れる環境となりましもので、お返事が遅れて申し訳ありません。

子供たちはなかなか親の気持ちを理解してはくれませんよねぇ…。
翻って考えれば、私自身親の気持ちを理解していたかどうかは定かではありません。しかし今思うのは、気持の齟齬を繰り返して行くことによっても何かの繋がりが醸成していくものなのかなと。

ウチの子も考え方なんかはまるっきり子供ですが、しっかりと見なくてはいけない部分は見ているようです。
こちらが思うより成長しているものなのかも知れません。

ただいつまでも子供のハードルであり続けようとは思っております。
Nori
2015/03/22 08:55

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