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zoom RSS 流行りには縁のない奴ほど

<<   作成日時 : 2016/05/27 21:00   >>

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承知の事だろうが私の仕事は古いものに触れる事に重きを置く。
だからという訳ではないけれど、流行の最先端なる事物に触れる機会は少ない。
誤解のない様に言っておきたいのは、私は決して「古い事を古いという理由で偏愛する」人間ではない。

職場の中で慣例化した事象に対して意見を述べ、多数派である守旧派の皆様方からは『左翼』と呼ばれたりするが、以前は公の場所での国歌斉唱が一般的でなかった今の山里で、学校行事の度に会場で唯一人起立して斉唱し、他の父兄の皆様達から奥様が『旦那さんって右翼やったん?』と言われてしまった事もある。
その時には『左翼系右翼』とか『革新派保守』とか自嘲気味に言ってましたけど。
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誰が何と言おうと私はただ単にド真ん中を歩いているだけである。
だから流行だろうが要らない物は要らないし、時代遅れになろうが何も気にせずに使用し続けるのが常である。ちなみに子供の頃に同じ服を着続け、「漫画の主人公かい」と突っ込みを入れられること事が度々あったから『三つ子の魂百まで』なのか知れないが。

そんな訳で巷でガラケーは駆逐されスマホ全盛の状況にも関わらず、五年以上も同じガラケーを使い続けていても何ら不便を感じなかったのである。
まあ正確に言えば全く不自由を感じていなかった訳ではなく、携帯のネットのサイトは画面が小さく字も細かくて使い物にならなかったし、カメラのレンズが傷だらけで何を撮ってもソフトフォーカスがかかった状態になっていたが。

それがちょっとした衝撃で液晶にヒビが入り、日なたで画面が見えにくくなってしまったのだった。無理くりに電話機としてだけの使用だと割り切っていたから不自由さを感じなかったのだけれど、こうなってくると本格的に不自由さを感じてしまう仕儀となってしまった訳である。
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時あたかも上のお嬢様がスマホの交換をしたばかりで、奥様が「お父さんも換えたら?」と言ったのもきっかけになった。何より出張先で急に宿泊が決まった時の予約とか、自転車に乗っていて「ここ何処だっけ?」という時に心強い。そしてルートのどの辺りまで来たのかを確認するにも便利な事この上ない。

そんなある日、意を決して携帯電話ショップに行ってモックアップを見た。なんと思いの外大きいではないか。
スラックスのポケットにも入るコンパクトなガラケーを捨てて、薄いとはいえかなり面積の大きいスマホを持つのは少し躊躇われたのだった。
そう考えた原因の一つに、私の職場には顔面積の巨大なヤツが居て、彼が普通にスマホを使っていると思ってよく見たら、それは大振りなタブレットだったというあながち嘘とは思えない噂が囁かれていたからである。だから余りに大きなものだと、そいつの仲間だと思われてしまう恐れもある。

かといってガラケーの現行モデルは爺ィや婆ァ向けに出来ていて、お世辞にも若いと言えない私でも「これはちょっと…」というものしかない。応対してくれたオネーさんに長考に入ることを宣言し、モックアップが並んでいるブースを何度となく往復した。
そして迷った挙げ句に画面は大きいが従前より良いなと思ったモデルに決定した。
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これはメーカーによると『大人のスマホ』らしい。
何が大人かといえば通話の声がクリアになっているのと、操作系をガラケー仕様に出来る事、そして大人が安心して使える物理スイッチが付いている事である。ガラケーほどではないがプチ爺ィ向けの製品だと。これは爺ィへの階段を着実に踏みしめて登っている私向きのものと言える。
とは言え操作系はスマホの標準仕様で使っている。
オッサンにはオッサンなりの美学というものがあるのだ。

これによる一番の懸念が職場内で暗に『ガラケー同盟』ともいうべきものが存在していて、他のメンバーが私の変節を白眼視するであろう事が予見された事だ。何故ならいつの間にかその同盟なるものの2大巨頭に祭り上げられていたからである。

そして職場でさり気なく机に置いていた時、もう1人の首魁と呼ばれている後輩がやって来て「スマホに換えたんですか?」と聞いてきたのである。私は戸惑いながら「うん」と返事をして彼の反応を待った。

すると彼は「僕もタブレット買ったんですよ。これって凄い便利ですよね」と私に言い放ったのだった…。

時代の流れに逆らえなかったのは私だけではない。



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コメント(4件)

内 容 ニックネーム/日時
うっふふふぷっふぁ〜〜。

笑ってはいかんところだが、曲がったことが大嫌いで、真っすぐ行ったらぶつかっちゃったというタイプなんですね。

僕は今年一月の新年ドラマで二宮和也の坊ちゃんを見て以来、
「俺はうそつきはキライだ」というのが座右の命になりました。

もうひとつ、僕は今スマホを使っていますが、スマホとガラケーで何が違うのか、理解できていません。
根岸冬生
URL
2016/05/28 12:23
根岸さん コメント有り難うございます。

曲がった事が嫌いというのもありますが、背中で子供を導ける様にはなりたいと考えてます。なので後ろ姿が暗かったり背骨が曲がってたりは良くないだろうと。
これは私の禅の師匠が『堂々とその生を進め。さすれば堂々とその生を閉じられる』と言ったことを実践しようと。
これは善悪右左は関係なく、進む道を堂々と歩きたいなということです。悪事を働くにも全力で…というのは極論ですけどね。

スマホもガラケーも所詮は電話機ですから、付加されている機能を使うか使わないかだと思います。
以前根岸さんが記事にしておられた様に、四六時中スマホをいじっている人が多いので敢えて持ちたくなかったと言うのもあります。

まあ便利なのは何よりですからバリバリ使いますが、歩きスマホや、用事もないのに画面を覗いている様なはしたない真似はしないと決めてます。
Nori
2016/05/28 14:52
こんばんは。自分はレトロ懐古的アナログ派な質でして、あまり新しいものや流行りなどには無頓着なのですが、数年前にガラケーからスマホに替えました。
というのは、旅行や遠出の際にGPS機能及びナビが至極有用かつ不可欠だからです。元来、方向音痴のきらいがあった自分は度々(別れた嫁から)呆れられたもので、ある旅行の時に助手席でスマホのナビシステムに助けられた経験から、これだけのためにガラケーから乗り換えたのです。
それまでは全く不便さを感じてなく、寧ろ今はバッテリーの消耗度やミスタッチでの誤作動に悩まされることもありますが、上記の点とカメラ機能の向上には救われてます。

今回も先ほど帰ってきた四国旅行では大いに活用でき悔いはないです。では。
つっち
2016/06/03 21:24
つっちさん コメント有難うございます。

私も自転車に乗で細道に分け入っていくようになって、現在地の確認をしないといけないことが多くなりました。そうなってくるとスマホ欲しくなるのが必然だったかなと。

まあ使い始めると非常に便利で、結構色々と出来るものですから、今は試しにありったけのアイコンを押しまくってます。
画面タッチの誤作動は私もよくやりますよ。手の大きな奴の宿命と諦めております。

四国へ旅行される方が此のところ多いようですね。
私も今、出先から書き込んでおります。
近日中に記事にするつもりなのですが、筋肉痛が大変で現在臥せっている最中です。
Nori
2016/06/03 23:16

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