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zoom RSS 思わず知らずのうちに

<<   作成日時 : 2013/06/14 07:00   >>

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我が家の中での最高齢者は奥様である。
そうは言っても私と同い年なのだが、5ヶ月ばかり奥様の方が早く生まれたので、家族からそんな扱いを受けている。見た目も若干ながら彼女の方が年上に見えるようで、よそ様から年齢を聞かれる時には「奥様の方が年上だよね?」と釘を刺されることが多い。

子供達に聞くと「行動パターンを比べるとお母さんの方が年寄り」と答える。
それは奥様の行動が年寄りじみているのか、父親の行動が幼いのか判然としない部分だが、いずれの意味をも含んでの回答であるようだ。子供とは正直なものである。

そんなこんなで自分がそれほどの爺ィであることの自覚には乏しかったのだが、先日大学時代の先輩のご子息が尋ねてきた時には多少それを再認識した。
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その先輩は私より2年年上で、大学の城郭研究会という数寄者が寄せ集められた集団の部長をしていた。
その時に同期で入った奴らは全て1浪・2浪の経験者で、皆んな年上で予備知識も豊富だったことに驚かされた。一体浪人中に何をやっていたのやら。
ただ私のみが大した予備知識のない素人であったので、その先輩が手取り足取り色々と教えてくれて、講義では教えられない知識の元となった。いわば学生の中での師匠である。

余談を言えばその先輩が卒業されてから、私は研究会を辞めてしまったのだった。
理由はその人が居なくなったのが一番の理由だが、他に義理が出来て足が遠くなってしまっていた。簡単に言えば興味がそちらの方より建物や古文書に移っていて、そっちの研究会に顔を出す機会の方が多くなってしまったのだった。

そんな不義理な馬鹿者だったにも関わらず、近くに来る用事があった時に職場を訪ねて様子を見に来てくれたのだった。
それから希に電話をしたり年賀状のやりとりをする関係は続いていた。

ご子息が尋ねてくれた時には折悪しくドタバタの最中だったが、ニコニコと笑って真っ直ぐこちらの目を見る様子は、とても感じの良い好青年であった。
ふと以前に頂いた年賀状の写真にあった赤ん坊の事を思い出し、そうかと尋ねてみたら正しく本人の写真であるという。今は父親と同じ(ということは私とも同じ)大学に通う4年生になっている。
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私の大学の同期連中は晩婚のものや子供がいないもの達ばかりだったので、あまり気づかなかったがウチのお子様も大学に通っていたのだ。
知らないうちにとんだ爺ィになったモンだ。光陰矢の如し。

その時は彼も私も時間がなくてちゃんとした話も出来なかった。
断腸の思いとは正にこの事。

でも親の教育がちゃんとしている子供というのは大したもので、後日とても気持ちの良い手紙をもらった。
それにはこの夏にもう一度尋ねてくると言う。

その時には先輩が私にしてくれたように、ちゃんと向き合って色々な話がしたいと思う。
出来れば成人しているのだから、軽く酒でも引っかけながらというのも良い。

背筋の伸びた目のキラキラした若者と対面出来るということは、爺ィにとって大変嬉しいことなのだ。





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コメント(2件)

内 容 ニックネーム/日時
>一体浪人中に何をやっていたのやら。

私は残念ながら浪人するチャンス(笑)に恵まれなかったのでよくわからないのですが・・・大学の同期の浪人生たちは・・・さまざまなことを勉強して(?)大学の門をくぐったようですね。私など思いも及ばぬいろんな知識にはいつも感心させられました。
そんなに勉強になるのならば私も・・・とは思ったのですが後の祭りで・・・
三友亭主人
URL
2013/06/15 07:28
三友亭主人さん コメント有り難うございます。

サークルの新入生の中で現役組は私1人で、先輩達も浪人組が多くてその先輩だけが現役合格の方でした。
浪人組は色々な発掘現場をまわったり、専門書を読み耽っていたようです。
仲の良かった奴は2歳年上で、最初付き合い方に悩みましたね。

先輩のご子息も考古学をやっているようで、卒論の取材のために尋ねてくれたということです。
昔は私もあんなに目がキラキラしていたのかなと思いましたが、いまはどんより曇っていることでしょう。
Nori
2013/06/15 11:14

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