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zoom RSS 我が家の一大事

<<   作成日時 : 2013/09/11 07:00   >>

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奥様が転倒した。
犬の散歩の最中アナグマらしき姿を発見した途端に犬が走り出し、それに引きずられたものらしい。
全治10日、膝を7針も縫う大怪我である。

骨には何も異常なく大事に至らなかったことは不幸中の幸いであるが、我が家の版図に大きく変化があった事は一大事といえる。
何しろ食事の用意や洗濯など客員世帯主の私がやらねばならないのだから。
いやいや、言い方を変えれば世帯主の漢(おとこ)ぶりを披露するチャンスでもあるのだ。

そもそも奥様の転倒歴は枚挙に暇が無く、履歴書に書いたら1枚では終わらない位である。
その中でも歩行に困難を来す程度の怪我が数回あって、その度に独身時代に磨いた家事の腕前を存分に発揮してしまう事態となっている。

上の子供が保育園の頃にサンダル履きで走っていて、溝の上に被せてあったグレーチングに躓き、足の親指の爪を剥いでしまった事が有った。
奥様は痛い痛いと喚き散らすわ子供は泣き出すわで大騒ぎだったが、長女が目に一杯涙を溜めながら「お母さん大丈夫なん?」と聞いてきた時には、何事もなかった様に「大丈夫だよ」と頭を撫でて落ち着かせた。
その時内心「マジかよ、しょーがねえヤツだな」と思っていた事は秘密である。
画像
この時の事を長女は学校の作文に、オヤジが不器用な手で料理や洗濯・アイロンがけ、果ては保育園の送り迎えまでしてくれたと感動的に書いた。
それを何か大きく勘違いをしたであろう先生達が、不器用なオヤジの孤軍奮闘ぶりを想像しては涙し、もう一つ大きく勘違いをした人○委員の方達が甚く感動を覚えたらしく、所謂『人権作文』の優秀賞を取ってしまったのだった。

言っておくが私は独身時代3食全て自炊していた人間である。そして当時付き合っていた女性とのデートにも自分でアイロンを掛けたぴしっとした姿で出かけていた男でもある。
つまり奥様より家事の腕が上だった事は間違いのない事実なのである。実際子供達から「お父さんの作ったご飯の方が美味しい」と言われた事も度々ある。
ただ当時奥様は専業主婦であったから、そのテリトリーを侵犯する事を控えていただけなのだ。

この話は我が家のトップシークレットだったが、もう子供も成人したので時効も成立している筈だ。文句のある人はいつでも言ってきなさい。

今回は病院に行く際に私だけにメールをくれていたから余り心配もしていなかったのだが、義母がやってきて「膝が割れとったらどうしよう」とか「ちゃんと歩ける様に治るやろか」とか不安げに呟くのをウチの受験生が聞いていて、奥様が病院から家に帰ってきた時には泣きながら抱きついていった。なんと可愛い。
そして今も色々と手伝ってくれるのは健気でもある。頭を撫で撫でしてあげよう。

という事で今回も我が家の秘密兵器の出番となった訳なのだが、秘密にしては表に出たがる奴だとか、秘密は秘密のまま終わればいいのにとか周囲から囁かれる昨今である。

一言付け加えるとしたなら、以前私が怪我をしたときに献身的に看病してくれた奥様に、ほんのささやかなお返しをしているだけのことである。







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コメント(4件)

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こんにちは。奥様の怪我、七針縫うのは相当なものだと思います。アナグマを見て犬が興奮するのもわかりますが、なんとか食い止めようと手綱(?)を離さず頑張ったのではないかと想像します。どうかお大事に。
只野乙山
URL
2013/09/11 10:29
乙山先生 コメント有り難うございます。

お気遣い頂きまして有り難うございます。
最初はやはり精神的なショックもあり、かなり感情的に不安定だったのですが、快方に向かうと同時に持ち前のふてぶてしさが蘇ってまいりました。

今はリビングの真ん中にでーんと座って、私達にあれこれとアゴで指示を出してくれています。

テレビを見ながら大笑いしたり、人が何かやっている時に限って話しかけてきたりで、私が忙しくなった以外は通常と変わりません。

良いのか悪いのか…
Nori
2013/09/11 18:47
これはこれは大変なことでしたね。ワンちゃんは獲物らしきものを見かけたら見境がありませんから・・・・

私の嫁さんもよくこける人で、妊娠中にこけて病院に行ったり、自転車でこけてなぜか頭から落ちて救急車で運ばれたりと・・・いろんな体験をしてはります・・・

なるべくならあんまりいろんな体験をしてほしくはないんですが・・・そそっかしいもので・・・



三友亭主人
URL
2013/09/11 20:31
三友亭主人さん コメント有り難うございます。

ウチの犬は猿が来た時には追い払う仕事を市から請け負っている、謂わば放し飼い御免の御用犬なのです。
だからさっさとリードを放してしまえば良かったのに、最後まで手を放さなかったばかりにこうなったようです。

しかし妊娠中に転ぶというのは危ないですよね。
大事に至らなかったんでしょうか。
まあ、ここでお話し頂いているので大丈夫だったのでしょうが…

ウチの奥様もそそっかしいので色々な場所に青あざを作ってきたり、足の爪がいつも内出血をしたりしてます。
今回はこれくらいで済んで何よりだったと思っております。

しばらくの間、便利に使われてしまうのは仕方ないと諦めてもおります。
Nori
2013/09/11 21:18

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