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zoom RSS 思ったときには

<<   作成日時 : 2016/06/06 20:00   >>

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多少更新期日が延びてしまったが、想定内の遅延である。
というのも今月初頭から出ずっぱりの仕事に追われて、ゆっくりパソコンに向かえる様になったのは最近なのである。
でもこの期間に色々と考えられたのは収穫でもあって、自分の歩いてきた道を振り返る良い機会でもあった。

前回の記事にも書いているが、私には自分が真ん中を歩いている意識を持っている。
というのも本来意志がそれほど強固ではなく、色々なものに流されてしまう事が判っているから、自分をそういう方向に向ける努力をしているのだけれど。これには多少なりとカジった『禅』というものも影響している。
しかしながら根っ子には弱い自分がいて、後から呼び止める声に時折振り返ってしまう事も多い。それもグスグズと。酷い後悔を伴いながら。
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何の事だか抽象的な話だが有り体に言えば、身内の中でそれほど近くはないけど敬愛している方が亡くなってしまったのだ。
ちなみに私はこういうタイプの人間であるから、色々な人に迷惑をかけて生きてきた自覚症状はある。それも酷く濃厚に。ゆえに我ながら恥の多い人生だったと思う。そしてもう取り返せない状態になって初めて身悶えせんばかりに後悔するのだ。
今回はその方にちゃんと『有り難うございました』と言えなかった事が。

前述の出ずっぱりの用件の中には葬儀への参列があった事は言うまでもない。
だがその参列の間に心中では繰り返していた有り難うございましたという言葉は、なかなか故人を前に口からは出てこなかった。ようやく出てきたのは火葬場への葬列を見送った後だったのは痛恨の極みと言う他ない。
そして「俺は馬鹿だ」という事実を再認識したのである。
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正確に言えばその方は兄の義父に当たる人なのだけれど、何彼となくこんな子供の出来損ないのような男に声をかけてくれて、私の職場にも何度も足を運んでは私の様子を気にかけたり、出先で私の職場の関係者に逢った時にも私の動向を尋ねてくたれりしていた。我が同僚どもは甚く恐縮していたようだったが。
というのも私と同業者の中では結構有名な方だったのだ。
だが私はどういう訳かその好意を素直に好意として受け取れなかったのだった。
若い時の偏狭さというのは実につまらないものなのだけれど。

歳をとってくると今の自分は自分だけで出来上がったものではないと気が付く。だがそう気付いた時には、周囲にいた私に影響を与えてくれた人達が居なくなっている。ちゃんとした形で『有り難う』が言えなかった後悔は、遺恨を持った相手が死亡した時より強く胸に残るのだと思う。

振り返ればその方の先代も同業者の中では偉人に数えられる人でもあり、その偉人から「〜ちゃん」と親しみを込めて呼んで頂いていたのに、私はその好意に対して何もお返しが出来ていなかったのだ。だから今回は二重にこみ上げてくるものがあったのだろう。
気持を言葉にする大事さをこの歳になって痛感する。
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という訳で今夜もこの二人の先人に献杯をしている。
そして一番近い祖先である祖父にも。

だから献杯するにもそこいらの安酒ではいけない。
といった訳で献杯に相応しい酒を買い込んで来たのだった。

この際、奥様の機嫌は後回しにして…。





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コメント(2件)

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はじめまして
自作の友です。只野乙山さんとは短い付き合いですが
正12面体SP・BOXの試聴に来ていただきました。
連絡が取れないのが心配です。

ところでヤクオフに出前試聴会なるものを出品しています。
正12面体SP・BOXの良さをしっていただくものです。
興味がありましたら下記をご覧下さい。
http://page6.auctions.yahoo.co.jp/jp/auction/f180725664

自作の友
URL
2016/06/10 13:29
自作の友さん はじめまして。コメント有り難うございます。

私も乙山先生のブログの冒頭で店を閉めた事を知り、余りに突然だったのでびっくりしております。
何か前触れみたいなものも無く、突然でしたので私もどうしたらいいのか考えるのですが、店の住所以外の連絡先を知りませんので…。

きっと何か辛い事がおありになったんだろうと推察しますが、こうなってくるともっとお話しを聞いておけば良かったなと思う事しきりです。

ちなみに正12面体スピーカーにはとても興味があって、フルレンジでどの位の音が聞けるのか体験してみたいですね。
知人のフルレンジ信奉者にも周知しておきます。
Nori
2016/06/11 09:08

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